製品紹介
細粒除草剤散布機(SU-18) 開発経緯
細粒除草剤散布機(SU-18) 開発経緯
2023年秋にどうにか播種作業を合理化(楽を)したい、と思い開発・検証を開始しました。2023~2024年の検証した概略です。
2023年秋、播種作業後の除草剤(液剤)の散布が体に堪えどうにか合理化できないか思案したところから開発、検証が始まりました。
細粒除草剤の「カイタック細粒」を見つけ、まずは効果の確認から始めました。
1st Trail
Step1 2023年10月18日播種で12条播き小型トンネルを手動散粒機でテスト。(粘土系土壌)この時の目的は、二つ。
1)細粒除草剤の効果確認。
2)パイプ接合作業で歩いた跡、ビニール際の雑草抑制効果。
Step2 2023年11月3日に二つの効果が確認できたので11月4日18条播きの大トンネル2本でテスト。(粘土系土壌)
1)10月18日の再現テスト。
2)枕部の細粒除草剤の二度撒き(一度撒いた後に耕耘播種散布)のニンジンへの影響
課題は出たものの再現テストも概ねOK。二度撒きもOK。
課題は、18条播きのため風の影響を無くすため低い位置で両外側一往復、中で1往復散布。でも風上側に広葉系の雑草が散見されました。課題に対応するため急遽現在の原型となるフード付き散粒機を作成。
Step3 フード付き原型機で18条播きで12月4日にテスト。18条播き2本(砂系土壌)。
1)フード付き散粒機の効果確認
2)3度目の再現テスト
3)砂系土壌での状況
Step2の課題は解消され風上でもよく雑草を抑えています。
Step 4 これも問題なそうなので12月11日粘土系土壌で2.7反テスト。
問題なくクリアすることができました。
2nd Trail
2024年秋 更に面積を拡大してテスト。3町弱(3ha弱)の圃場でフード付き原型機を用いて播種をして十分な効果を確認することができ、数名の農家の方にも圃場を見学していただきました。
2025年1月より予約注文による販売を開始するに至っております。